冬のからだと過ごし方・おすすめ食材

117日「立冬」を迎えました。

街路樹もすっかり紅葉し、季節はもう冬ですね。私たちのからだも冬支度を始める時期です。

自然界は陰のエネルギーが旺盛になるので、人間も夏に蓄えた陽気を失わないよう、「閉蔵」して春を待ちます。夜は日が落ちたら早めに寝て朝は遅めに起き、その時必ず日光を浴びましょう。この時期は汗をかいたり、気を使い過ぎたりする事をせずに、からだの保温を心がけて「腎」を養いながら過ごします。風邪にかかりやすい時期なので、冬晴れが続く時は乾燥にも気をつけましょう。

冬におすすめの食材

*気を補い陽を温めからだを助ける

もち米、長芋、ジャガイモ、栗、クルミ、干し椎茸、鶏肉、羊肉、エビなど

*血を養い陰の補充をする

ほうれん草、にんじん、ゆりね、レバー、落花生、クラゲ、ごま、牡蠣、すっぽんなど

*血を巡らせ血流をよくする

そば、らっきょう、ジャスミン、グリンピース、みかん、酒など

*臓腑を温め体内の寒気を減らす

ニラ、唐辛子、しょうが、山椒、羊肉、エビなど

*肺の助けになる食材(風邪の時、肌の乾燥が気になる時)

シソ、しょうが、はと麦、松の実、ぎんなん、白菜、クルミ、玉ねぎ、蓮根、大根、梨など

*腎の助けになる食材(腎は腰のトラブル、骨にも関係あり。筋力の衰えが気になる時)

黒ごま、クコの実、長芋、すっぽん、ナマコ、羊肉、うなぎ、くるみ、海老、ニラ、栗、ぶどうなど

薬膳は特別な食材を用意しなくても、身近な食材の組み合わせで、少しずつ意識して摂り入れてみて下さい。旬のものは、いちばん美味しい時期でもあるので、からだに聞いて、からだが食べたいと望んでいるものを適量摂ってみるとより美味しくいただけると思います。

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