夏のからだと過ごし方(梅雨編)

ご無沙汰してしまいましたが、季節はいよいよ夏。5月5日に立夏を迎え気温も高い日が増えてきました。日本では夏の前に梅雨という時期がありますね。沖縄はもう梅雨入りしたということで、今日は夏の前の梅雨の時期に気を付けたいポイントと、少しでも心地よく過ごすためのコツをお伝えしようと思います。

<梅雨の特徴>

この時期は消化器系に影響が出やすく、また湿度が高いため皮膚が湿気で覆われ皮膚からの発散がしづらくなるので、泌尿器系と呼吸器系にも影響が出やすい時期です。ただ、自然界では雨がたくさん降ることで農作物が豊かに育つ「養生」の季節でもあります。

東洋医学的にみると・・・

1.湿邪は陽気を傷つけ、気の流れを悪くします。冷え、めまい、胸のつかえ、腹部の張満、食欲不振が起こりやすい。

2.重濁性がある。身体が重たい感覚があり,排泄物や分泌物などが濁った感じになる。頭が重い感じ,むくみ、下痢、おりもの、分泌物が出る皮膚炎,尿濁が起こりやすい。

3.粘滞性がある。分泌物が濃厚で粘り気がある。症状が長引きやすくなる。痰に粘り気があり、発汗、皮膚の湿潤、筋肉関節痛や皮膚病の慢性化、長期化が起きやすい。

4.下降する性質、下半身に症状が出る傾向。下痢、足に浮腫み、水虫など。

<体の変化>

消化器系である脾胃の働きと関係が深くなります。脾の働きが元々弱い人は湿により水の代謝が低下する。食欲不振、胃のもたれ、疲れやすさ、だるさ、無気力、浮腫み、下痢、痛みなどが表に現れやすい。

もともと骨盤の動きが悪い方は、骨盤周辺が更に硬直を感じやすくなり、息苦しさとだるさが増します。膝裏が延びにくく、腿の裏側の硬直が起こりやすいので、この時期は積極的に足を使い動くことも大切です。特に大股で歩き骨盤周辺を動かし、膝裏を伸ばすようにして歩いたり、意識的に胸をひらくようにして深呼吸をすることも有効です。腰が痛くなったり、古傷がいたくなったりもしますが、この時期に春にゆるみ切らなかったところを緩めたり、夏に向けて代謝の良い身体(汗を上手にかけるからだ)にしていきましょう。

<養生>

梅雨は雨が多く大地を潤す。自然を養い成長させ変化させる時期ですから、「天人相応」からだの中も気を養い成長させることが必要です。からだの中の風通しを良くして,心的面でも雨の日でも楽しむことを心がけ、精神的に思い悩みすぎないことが大切です。おうち生活をゆったりとした気持ちで楽しみましょう。湿は脾の流れを弱めるので食においても湿が溜まりにくい工夫が必要です。

梅雨の時期のおすすめ食材は次の記事で紹介していきます。

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