長引く痛みは身体からのメッセージ

みなさんは慢性の痛み、(腰痛や肩こりなど)を抱えていらっしゃいませんか?多くの方が原因がわからない痛みを感じながら過ごしておられます。マッサージなどで一時的に和らいだとしても、また繰り返してしまったり、強くもんだために余計に筋肉が固くなってしまったり…身体は一つながりなので、痛むところが直接の原因とは限らず、別のところに根本の原因があったりします。

このこととは別に、もう一つ、痛みの原因と思われるものがあると私は最近強く感じています。それは過去に身体が受けた感情にまつわる痛みです。ちょっと非科学的と思われてしまうかもしれないですが、身体が自分自身に痛みを通じて、過去の感情を癒してほしいことがあることを伝えるために、痛みで訴えるということがあるように思うのです。

私自身の場合をお話ししますので、良かったら、そんなこともあるなのかな~というくらいの感じで聞いてくださいね。

きっかけは昨年の10月ころに、実家の両親と飼い犬(中型プードル)と出かけた時の事です。私がリードを持って店の外で母が出てくるのを待っていたのですが、母の姿が見えたとたん犬が飛び出しぐっと強く引っ張られてしまいました。その瞬間はさほど痛みは感じなかったものの、その夜から腰の違和感が続き、その後少し歩くと坐骨神経痛のような症状が出る日々が続いてしまいました。

EMBODYで股関節や足全体、また上半身も緩めると楽にはなるのですが、週末負荷がかかる仕事をすると腰やお尻が固くなってお尻から腿の裏側、膝裏、ふくらはぎにビリビリ痛みが走ることもあり、なかなかスッキリ治ることはありませんでした。いつもなら、自分で体のメンテナンスをすればさほど痛みが長引くことはないので、なんでこんなに痛みがなかなか引かないのか、はじめは謎でした。

実は時間がかかりつつもようやく楽になってきたきっかけがありました。それは腰の痛めた個所が過去に問題があった部分だった事を思い出し、その時の感情の浄化を丁寧にすることによって、緩んできたことが回復のきっかけでした。

遡れば中学生のころ、私は脊柱側弯症という診断を受けて、中学2年生から2年間くらいいろいろな治療を受けることとなりました。まだその治療法が研究段階だったこともあり、コルセットをつけられたり段差のある靴を履かされたり、レントゲン写真を何枚も取られ、効果がなければ手術が必要とまで言われたこと、大学病院だったため、コルセットの型を取るときにインターンの学生にずらっと周りを囲まれたり、中学生の女子には耐えがたい嫌な思いをしました。今なら、少なくとも許可を取るのでしょうが、その時は断る機会も与えられぬままに医師の言われるがままに治療(実習?)が行われたように思います。あまりに毎回何枚もレントゲン写真を撮るもので、親もそのことに不安を感じて、徐々に通院回数も減らし、大学病院に行くのはやめてしまいました。その後いつの間にか(むしろ矯正をやめたことが良かったのか?)成長とともに腰の骨は気にならない程度になっていました。私の場合、幸いにも進行が止まっていたのでしょう。(注☆進行度は個人差があるので、同じ病の方は個人の判断で治療をストップしないで下さいね)

私の中で思春期のこの経験は、覚えていて心地よい記憶ではなかったので、その一連の記憶はなかったことのように先日まで忘れていたのですが、今回身体がそのことを思い出させ、自分が嫌だったことをこうして話すことによって「放つ」ことも必要な気がして、ここでお話しすることにしました。

身体が受けた悲しみはちゃんと受け止めて、そして手放してあげる、、、そうしないと、いつまでも続く慢性的な痛みとして、身体が訴えることもあるのかもしれないと感じます。

自分の身体は自分自身ですが、頭で考えるのとは別に、体の感情というものにも、時には耳を傾けてみてはいかがでしょう。

細胞はどんどん新しいものに入れ替わっているので、ほぼ7年間経つとからだじゅうの細胞は入れ替わるといいます。ですから、「7年前の私と、いまの私はもう違うのよ!」とも言えますけどね。ですから、無理につらい記憶や、痛みの記憶を思い出さなくてもいいとは思いますが、もし思い出してしまったら、多分自分自身で癒すことが足りていないということなので、いまできる限りの愛情をもって自分の身体を癒してあげてください。

具体的な経験を話すことに抵抗があるなら、こんな方法もお勧めです。ハワイのホ・オポノポノ。こちらも記憶のお掃除の大切さを説いていますが、潜在意識のお掃除、本当に大切です。「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」この4つのフレーズを唱えながら、潜在意識をお掃除するといいですよ。そして必要ならば、言葉にして話す(放つ)ことも浄化に繋がります。

みなさんの身体の声も放って(話して)見てください。長く続く原因不明の痛みがある方は、少し身体に聞いてみて下さいね。痛いところがあったり衰えを感じる所もありますが、そんな自分を責めるのではなく、そのまま受け止めて、受け入れ慈しむ。いい悪いの判断をせず感謝して。それがエンボディを実践することです。

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