エンボディを続けてみて変化したこと

秋分を過ぎたら、ぐっと涼しくなって季節の移り変わりを感じます。みなさんいかがお過ごしですか?

今日はエンボディを続けてきた12年間のからだとこころの変化をみなさまにお伝えしようかと思います。私の個人的な見解ですので、すべての方に当てはまるとは限りませんが、ご参考までに。

自己紹介文にも書きましたように、若いころから首肩の凝り、手足の冷え、貧血、頭痛など、病名が付くわけではありませんが、全体的な不調が続き、体力にもあまり自信がないというタイプでした。

24歳で結婚してすぐには子供にめぐまれず、6年目に漸く恵まれましたが、つわりもひどく、帝王切開で1人目を出産。1年後2人目は流産し、その後下の息子を授かりました。その頃はまだ、からだの巡りが悪く、内臓(特に子宮)も冷えていたのでしょう、妊娠や出産も簡単ではなかったように思います。30代はとにかくぎりぎりの体力で出産、子育てを必死にしていたような気がします。

EMBODYに出会ったのは40代に入ってからのことでした。子供たちも長男が中学生になり、やっと私自身のことにかけられる時間も増えてきた頃、自分を大切にする時間を持ちたいと思いはじめた矢先の出会いでした。

それでもはじめは、からだを緩めるのもこころを開くのも苦手で、なかなか緊張が取れずにいました。でもレッスンを受けるたびに、少しずつ自分の身体の声を聴けるようになり、自分の奥深くに封じ込められていたいろいろな感情も湧き上がってきたり、からだを固めているのは体の使い方だけでなく、自分を縛る考え方でもあるのかなと思ったりもしました。身体の緊張を解くとともに、「こうすべき」とか「こうでなければ」というような自分のとらわれや決めつけが自分を苦しめていたんだなあということに気づき、すべては自分の内側を変えていかなくっちゃ変わらないんだ!と気づかされました。

それからは、まずは自分の感情を客観的にありのままにみて、受け入れることから徐々に始めて見ました。いまでは多くの方が実践されているマインドフルネスといわれるプログラムに近いものだと思いますが、当時はそんな言葉も知らない頃でした。

EMBODYで身体のケアを始めたことがきっかけで、からだが緩み、こころが解放され、からだのあちこちに溜め込んでいたもろもろが抜けていくことで、呼吸が深くなり全身の循環がよくなり、体温も上がり、手足の冷えがなくなり、身体本来の自然治癒力が高まるのを感じました。ちょっとした不調は薬を飲まなくても自分で調整できるという自信もついてきたからだと思います。身体の柔軟性が増したと同時に、考え方にもしなやかさが出てきました。

昨年お引越しの前後に右肩の腱板不全断裂を経験しましたが、怪我も体の働きを知るにはとても貴重な経験でしたし、更年期といわれる閉経を挟む10年間も、エンボディのおかげで、大きな不安やトラブルもなく乗り越えられた気がします。更年期のホルモンバランスが不安定な時期には精神的にもつらい方もいらっしゃるのですが、エンボディはそんな時期にも自分の身体の変化を受け入れるのにぴったりのプログラムです。また、日常生活で様々な出来事が起こっても、ナチュラルに感謝と笑顔を忘れずに過ごすことができています。

今から5年前の過去記事「7年間のエンボディライフ」EXBlogにエンボディ7年目の記録がありますのでご興味のある方はよろしければそちらも読んでみてください。

とにかく、セルフケアは続けること、習慣になることが大切なポイントかもしれません。私も末永く続けようと思っています。これからもおばあちゃんになっても生きている限り続けられるのがEMBODYですから。